信じていた旦那さんの浮気が発覚した…。その衝撃と悲しみは、計り知れないものがありますよね。怒りや絶望で、何も考えられないかもしれません。そんな中、旦那さんから「やり直したい」と告げられたら、さらに混乱してしまうのではないでしょうか。「その言葉、本心なの?」「また裏切られるんじゃないの?」そんな疑念が渦巻いて、旦那さんの気持ちが分からず、苦しんでいるあなたへ。本記事では、浮気発覚後にやり直したいと言う旦那さんの心理を徹底解説し、あなたが後悔しないための再構築のステップを具体的にお伝えします。
【本心は?】浮気発覚後に「やり直したい」と言う旦那の5つの心理

「やり直したい」という言葉の裏には、様々な旦那さんの気持ちが隠されています。一体何を考えているのでしょうか。ここでは、代表的な5つの心理を解説します。
- 妻への罪悪感と後悔の念
- 家庭を失いたくないという恐怖
- 世間体や経済的な不安
- 浮気相手との関係が終わったから
- (実は)反省しておらず、その場しのぎ
妻への罪悪感と後悔の念
まず考えられるのは、あなたを傷つけてしまったことへの純粋な罪悪感と後悔の気持ちです。浮気が発覚し、あなたの悲しむ姿や怒りの表情を目の当たりにして、初めて自分がどれだけ取り返しのつかないことをしてしまったのかを実感するのです。
特に、これまで夫婦関係が良好だった場合や、あなたのことを大切に思っていた旦那さんほど、この罪悪感は大きくなる傾向があります。「二度とあなたを悲しませたくない」「失った信頼を取り戻したい」という一心で、「やり直したい」と伝えてくるのです。この場合、言葉だけでなく、行動で反省の意を示そうとするのが特徴です。
家庭を失いたくないという恐怖
旦那さんにとって、家庭は安らげる場所であり、社会的信用の基盤でもあります。浮気が原因で、その大切な家庭が崩壊してしまうことへの強い恐怖から「やり直したい」と懇願するケースも少なくありません。
特に、子どもがいる場合は「父親としての役割を失いたくない」「子どもから軽蔑されたくない」という気持ちが強く働きます。 この心理の根底にあるのは、あなたへの愛情というよりも、自分の居場所を失うことへの自己保身である可能性も考えられます。しかし、結果的に家庭を大切に思う気持ちに繋がるため、一概に悪いとは言えません。
世間体や経済的な不安
離婚となると、親戚や会社への報告、引っ越しなど、様々な面倒事が生じます。また、慰謝料の支払いや財産分与など、経済的な打撃も大きいです。 こうした離婚に伴うデメリットを避けたいという、現実的な計算から「やり直したい」と言っている可能性もあります。
「離婚は面倒だ」「経済的に不利になる」という気持ちが先行している場合、反省の気持ちが薄いことも考えられます。表面的な謝罪だけで、根本的な問題解決から逃げようとする傾向があるため、注意深く見極める必要があります。
浮気相手との関係が終わったから
残念ながら、浮気相手との関係が終わり、行く当てがなくなったからあなたのもとに戻ってきた、というケースも存在します。浮気相手に振られた、あるいは関係がこじれてしまい、仕方なく家庭に戻ることを選んだのです。
この場合、旦那さんの気持ちはあなたに向いているわけではありません。あくまで消去法であなたを選んだに過ぎないため、反省の色が見られなかったり、どこか上の空だったりすることがあります。もし、旦那さんの様子に違和感を覚えたら、浮気相手との関係が本当に終わっているのか、慎重に確認する必要があるでしょう。
(実は)反省しておらず、その場しのぎ
最も注意すべきなのが、全く反省しておらず、その場を乗り切るためだけに「やり直したい」と言っているケースです。 あなたを言いくるめて許してもらえれば、また浮気を繰り返せると思っている可能性すらあります。
このタイプの旦那さんは、口では反省の言葉を並べますが、行動が伴いません。 話し合いをはぐらかしたり、逆ギレしたり、あなたのせいにするような言動が見られたら、その「やり直したい」は嘘である可能性が高いでしょう。
要注意!やり直しに前向きではない旦那に見られる態度

旦那さんの「やり直したい」という言葉が本心なのか、それとも口先だけなのか。その本心は、言葉よりも態度に表れます。やり直しに前向きではない旦那さんに見られがちな、危険なサインを見逃さないようにしましょう。
- 逆ギレしたり、責任転嫁したりする
- 話し合いを避け、向き合おうとしない
- スマホを隠すなど、怪しい行動が続く
- 「許してくれたんだから」と態度が大きい
逆ギレしたり、責任転嫁したりする
あなたが浮気の事実を問い詰めたり、辛い気持ちを打ち明けたりしたときに、逆ギレしたり、「お前にも原因がある」などと責任転嫁したりするようなら、全く反省していない証拠です。
本当に反省しているのなら、あなたの言葉を真摯に受け止め、誠心誠意謝罪するはずです。自分の非を認めず、あなたを責めるような態度をとるのは、自分を守ることしか考えていないからです。このような旦那さんとやり直そうとしても、あなたはさらに傷つくだけでしょう。
話し合いを避け、向き合おうとしない
夫婦関係の再構築には、なぜ浮気に至ったのか、今後どうしていくのかを、夫婦でとことん話し合うことが不可欠です。 それにもかかわらず、旦那さんが話し合いを避けたり、真剣に向き合おうとしなかったりするのは、問題から逃げている証拠です。
「もう終わったことだろう」「その話はしたくない」などと言って話し合いを拒むのは、面倒なことから逃れたい、自分の心の内を明かしたくないという気持ちの表れです。 あなたの心の傷に向き合おうとしない旦那さんとの再構築は、極めて難しいと言わざるを得ません。
スマホを隠すなど、怪しい行動が続く
「もう浮気相手とは別れた」と言っているにもかかわらず、スマホを肌身離さず持ち歩いたり、ロックをかけたり、コソコソとLINEをしたりするような行動が続く場合、まだ関係が続いている可能性があります。
やましいことがなければ、堂々としているはずです。あなたに不信感を抱かせるような行動を続けるのは、あなたを裏切っていることへの罪悪感が欠如している証拠と言えるでしょう。
「許してくれたんだから」と態度が大きい
あなたが一度「許す」と口にした途端、「もう許されたんだ」とばかりに態度が大きくなる旦那さんも要注意です。謝罪の言葉もなくなり、以前のような横柄な態度に戻ってしまうのです。
これは、あなたの心の痛みを全く理解しておらず、浮気をした事実を軽く考えている証拠です。 あなたが許したのは、あくまで「やり直すチャンスを与える」という意味であり、浮気の罪そのものが消えたわけではありません。そのことを理解せず、感謝の気持ちすらない旦那さんと、対等な夫婦関係を再構築することは困難です。
信じられない気持ちと向き合う。夫婦関係を再構築するための5つのステップ

旦那さんを信じたい、でも信じられない…。そんな葛藤を抱えながら再構築の道を選ぶのは、決して平坦な道のりではありません。しかし、正しいステップを踏むことで、壊れてしまった信頼関係を少しずつ取り戻していくことは可能です。ここでは、そのための5つのステップをご紹介します。
- ステップ1:自分の気持ちを正直に伝える
- ステップ2:なぜ浮気に至ったのか、冷静に話し合う
- ステップ3:二度と裏切らないためのルールを決める
- ステップ4:すぐに許さなくていい。時間をかける覚悟を持つ
- ステップ5:第三者に相談する(カウンセリングなど)
ステップ1:自分の気持ちを正直に伝える
まずは、あなたがどれだけ傷つき、悲しみ、怒りを感じているのか、ありのままの気持ちを旦那さんに伝えましょう。感情的になりすぎず、冷静に、しかし正直に伝えることが大切です。
「あなたがしたことで、私はこんなに苦しんでいる」ということを、旦那さんに理解してもらう必要があります。あなたの心の痛みを共有することが、再構築の第一歩です。ここで気持ちを溜め込んでしまうと、後々まで禍根を残すことになります。
ステップ2:なぜ浮気に至ったのか、冷静に話し合う
次に、なぜ旦那さんが浮気に至ってしまったのか、その原因を二人で冷静に話し合いましょう。 旦那さんを一方的に責めるのではなく、旦那さんの言い分にも耳を傾ける姿勢が大切です。
もちろん、浮気は100%旦那さんが悪いのですが、もしかしたら夫婦関係の中に、浮気の引き金となるような問題が潜んでいたのかもしれません。 例えば、セックスレスやコミュニケーション不足などです。 原因を突き止め、お互いに改善努力をすることで、同じ過ちを繰り返すのを防ぐことができます。
ステップ3:二度と裏切らないためのルールを決める
話し合いで問題点が明らかになったら、今後二度と浮気をしないための具体的なルールを夫婦で決めましょう。 例えば、以下のようなルールが考えられます。
- 浮気相手とは連絡先を完全に削除し、二度と会わないと誓約書を書かせる
- 飲み会などで帰りが遅くなる場合は、必ず事前に連絡を入れる
- スマホはお互いにいつでも見られるようにする
- 夫婦の時間を意識的に作る
ルールを決めることで、旦那さんは行動を律するようになり、あなたも安心感を得やすくなります。ただし、旦那さんを過度に束縛するようなルールは、かえって反発を招く可能性があるので注意が必要です。
ステップ4:すぐに許さなくていい。時間をかける覚悟を持つ
一度失った信頼を取り戻すのは、簡単なことではありません。「許す」と決めても、ふとした瞬間に怒りや悲しみがぶり返す「フラッシュバック」に苦しむこともあります。
すぐに許せないのは、当然のことです。自分を責める必要はありません。時間をかけて、ゆっくりと心の傷を癒していく覚悟を持ちましょう。旦那さんにも、あなたが苦しんでいることを理解してもらい、根気強く寄り添ってもらう必要があります。
ステップ5:第三者に相談する(カウンセリングなど)
夫婦二人だけでは解決が難しいと感じたら、信頼できる友人や親、あるいは夫婦問題専門のカウンセラーなど、第三者に相談するのも有効な方法です。
客観的な視点からアドバイスをもらうことで、感情的になっていた自分に気づいたり、新たな解決策が見つかったりすることがあります。一人で抱え込まず、誰かに頼る勇気も大切です。
【体験談】夫の浮気を乗り越えて再構築した妻たちの声

実際に旦那さんの浮気を乗り越え、再構築の道を歩んでいる女性たちは、どのような経験をしてきたのでしょうか。ここでは、成功例と、残念ながらうまくいかなかったケースの両方をご紹介します。
再構築に成功したケース
「夫の浮気が発覚した当初は、毎日泣いてばかりで離婚しか考えられませんでした。でも、夫が土下座して謝り、なぜ浮気に至ったのかを涙ながらに話してくれたんです。仕事のプレッシャーと、家庭での孤独感が原因だったと。それからは、夫婦でカウンセリングに通い、お互いの気持ちを正直に話し合う時間を作りました。夫も、以前より家事や育児に協力的になり、家族との時間を大切にしてくれるように。時間はかかりましたが、今では以前よりも絆が深まったと感じています。」
このケースでは、旦那さんが心から反省し、浮気の原因と向き合ったこと、そして夫婦で協力して関係改善に取り組んだことが成功の要因と言えるでしょう。
再構築がうまくいかなかったケース
「子どものためにと、夫の浮気を一度は許しました。『もう二度としない』という言葉を信じて。でも、夫の態度は何も変わらなかった。相変わらず帰りは遅いし、スマホばかり見ている。問い詰めると『信じられないのか』と逆ギレ。結局、夫は浮気相手と別れていませんでした。信じようと努力した自分が馬鹿みたいで、もう限界です。今は離婚に向けて準備を進めています。」
このケースのように、旦那さんに反省の色が見られず、妻の気持ちに寄り添う姿勢がない場合、再構築は極めて困難です。 妻側がいくら努力しても、片方だけの思いでは壊れた関係を元に戻すことはできません。
よくある質問

浮気した夫をどうしても許せません。どうすればいいですか?
無理に許す必要はありません。 許せないのは、あなたがそれだけ深く傷ついた証拠です。まずは、自分の「許せない」という気持ちを認めてあげましょう。その上で、なぜ許せないのか(裏切られた悲しみ、プライドが傷ついた怒りなど)を自己分析してみると、気持ちの整理がつきやすくなります。時間を置いても許せない気持ちが変わらないのであれば、離婚という選択肢も視野に入れる必要があるかもしれません。
再構築にはどれくらいの期間がかかりますか?
再構築にかかる期間は、夫婦の状況によって大きく異なります。数ヶ月で関係が改善するケースもあれば、数年単位の時間がかかることも珍しくありません。 大切なのは、焦らないことです。特に、浮気された側の心の傷が癒えるには、相応の時間が必要です。期間にこだわるのではなく、一歩一歩、着実に信頼関係を築いていくことを目指しましょう。
夫が浮気相手と続いているか確かめる方法はありますか?
旦那さんの言動に不審な点があれば、まだ関係が続いている可能性があります。例えば、スマホを隠す、急な外出が増える、特定の曜日に帰りが遅くなるなどです。 しかし、ご自身で問い詰めても、はぐらかされたり嘘をつかれたりする可能性が高いです。確実な証拠を得たい場合は、探偵事務所などの専門機関に調査を依頼することも一つの方法です。
また浮気されないか不安で仕方ありません。
一度裏切られた経験から、不安になるのは当然のことです。 この不安を解消するためには、旦那さんが「もう二度とあなたを裏切らない」と心から思えるような行動を、継続して示し続けるしかありません。夫婦で決めたルールを守る、あなたへの感謝や愛情を言葉や態度で示すなど、日々の積み重ねが重要です。 それでも不安が消えない場合は、カウンセリングなどで専門家の助けを借りるのも良いでしょう。
離婚も考えていますが、判断基準はありますか?
離婚を考える際の判断基準はいくつかあります。
- 旦那さんに反省の色が全く見られないか
- 話し合いに応じず、向き合おうとしないか
- 浮気を繰り返しているか
- あなた自身が、旦那さんを許し、もう一度信じようという気持ちになれないか
- 離婚後の生活(経済面、子育てなど)の見通しが立っているか
最終的には、あなたが「この人とこれからも一緒にいたいか」「離婚した方が幸せになれるか」というご自身の気持ちが最も大切です。 感情的にならず、冷静に自分の心と向き合って、後悔のない選択をしてください。
まとめ

- 浮気発覚後に「やり直したい」と言う旦那の心理は様々です。
- 罪悪感や家庭を失う恐怖から本気で反省している場合があります。
- その場しのぎの嘘や、自己保身が隠れている可能性もあります。
- 旦那の言葉だけでなく、態度や行動を注意深く見極めましょう。
- 逆ギレや責任転嫁は、反省していない危険なサインです。
- 再構築には、正直な気持ちの共有と冷静な話し合いが不可欠です。
- 二度と裏切らないための具体的なルール作りが有効です。
- すぐに許す必要はなく、時間をかける覚悟を持ちましょう。
- 信頼を取り戻すには、旦那さんの継続的な努力が必須です。
- 一人で抱え込まず、第三者に相談することも大切です。
- フラッシュバックに苦しむのは自然なこと、自分を責めないで。
- 再構築が難しい場合は、離婚も一つの選択肢です。
- 旦那さんの本心を見極め、冷静に判断することが重要です。
- 最終的には、自分の幸せを第一に考えて決断しましょう。
- 後悔のない選択をするために、焦らずじっくり考えましょう。